J-GIRLS女子キックボクシング2015年以前の大会結果

★試合結果

■女子高生トリオが揃って勝利!
1.30『J-GIRLS Catch The stone〜12』
大会結果詳細

2011年1月30日(日)東京・新宿FACEにて、本年度第一弾となる『J-GIRLS Catch The Stone〜12』が開催された。

今大会では新時代女子プロレスとの呼び声が高い『アイスリボン』によるスペシャルプロレスマッチ、またミニフライ級1位の紅絹(フォルティス渋谷)と「天才空手少女」15才の日下部奈々(OISHI GYM)によるJ-GIRLSミニフライ級スペシャルエキシビションマッチといった豪華イベントに加え、各階級の先陣を切り、強豪ひしめきあうバンタム級トーナメントの一回戦が行われた。


奇しくもベテランvs.女子高生トリオという興味深い図式で話題沸騰となった一回戦。「J-GIRLSアラフォートーナメント2010」準優勝者であり、J-GIRLSバンタム級7位の実力者「仙台の雌虎」こと佐竹のぞみ(鷹虎ジム)に対するは、昨年7月のプロデビュー以来キックボクシングだけでなく総合格闘技でも順調に白星を重ねる魅津希(白心会)。

ローキックとパンチを織り交ぜたコンビネーション、軽快なフットワークで攻める魅津希に対し、手数は少ないものの、冷静に相手の動きを様子見ながらジリジリと間合いを詰める佐竹。

2ラウンドめから佐竹が徐徐に反撃を開始、小刻みなジャブの後、強烈なストレートを魅津希に見舞う。そんな佐竹の一発を警戒しながらも、徹底したガードで応戦する魅津希。頭を左右に振り、リズミカルにかわす姿に抜群のセンスが漂う。

最終ラウンド、佐竹の懐に思い切りよく飛び込みラッシュをかける魅津希。何としても捉えようとする佐竹。パンチの応酬となったが、終始手数で上回った魅津希が判定で勝利をものにした。

「とても嬉しい。頑張ってチャンピオンになりたい」と、高校生らしい初々しさの残るコメントに留まったが、その背後には、順当に勝ち上がったという余裕と風格すら漂っていた。

 

 




昨年の同トーナメントの雪辱を期して10ヶ月ぶりのJ-GIRLS登場となった谷村郁江(リアルディール/J-GIRLSバンタム級6位)は名古屋の最強ファミリー・OISHI GYM会長の愛娘、大石ゆきの(OISHI GYM)と対戦。

開始のゴングが鳴るやいなや、接近しての殴り合いに場内は騒然。相手をいち早くKOしてやろうという両者の気迫がビシビシ伝わってくる。

パンチと右のローキックを巧みに使い、打たれても打たれても前進してくる空手仕込みの大石のスタイルに、応戦する谷村も必死だ。最終ラウンド、打ち合ってはクリンチが続く中、谷村に押されるようにして倒れる大石であったが、尚も攻撃の手を緩めない。

重いローキックをことごとく谷村の右脚に叩き込み、膝蹴りを腹に見舞う。そして闘争本能をむき出しにした猛攻の末、判定で谷村を破った。

「次も絶対勝ちます、押忍!」あどけなさの残る声で雄たけびを上げる大石。昨年王者となった姉の綾乃、兄の駿介に一歩近づき、満面の笑みを見せた。

 

 




トリプルメインのトリを務めたのは現同級王者・水野志保と同門の加賀有美子(名古屋JKF/J-GIRLSバンタム級8位)と昨年12月の「Wヒロイントーナメント」優勝者の“ハマのスーパー女子高生”陣内まどか。同トーナメント二試合が終わり、いずれも女子高生ファイターが勝利。勢いに乗り、陣内も一矢報いる事ができるか。

前蹴りで巧く自分の距離を取る陣内。そこに速攻のワンツーで波状攻撃を仕掛ける。対する加賀は長身を生かし、懐に飛び込んでくる陣内の顔面に強烈な鉄槌を振り下ろす。2ラウンドを終了し、両者共にダメージが見てとれるが、3ラウンド、最後は打ち合い上等と言わんばかりにリング中央へと駆け寄り、トドメの一発を狙った激しい殴り合いが始まる。意地と意地がぶつかり合う激しい乱打戦の末、陣内が見事、勝利の切符を掴んだ。

「とりあえず勝ててホッとしている。次もその次も、タイトルを獲れるように練習を続ける」息を切らせながら安堵の表情を浮かべるその姿に、壮絶な死闘が物語られているようだった。

ベテラン勢VS新勢力となったトリプルメインの3試合は、いずれも高校生が制する結果となり、あらためてニューウェーブ世代の実力が示されることとなった。笑顔で仲良くポーズを取りあう3人の視線に早くも火花が散る。次回準決勝戦は3月6日だ。

(文/Ryuta Ezaki)




≪全試合結果≫

■J-NETWORK
『J-GIRLS Catch The stone〜12』
2011年1月30日(日)東京・新宿FACE
開場:17:00 試合開始17:30


【左/赤コーナー 右/青コーナー】

▼第7試合 J-GIRLSバンタム級次期王者挑戦者決定トーナメント 一回戦 【サバイバルマッチ1】

× 加賀有美子
[Kaga Yumiko]
(名古屋JKF/
J-GIRLSバンタム級8位)
判定0-3
28-30
28-29
28-30
陣内まどか
[Jinnai Madoka]
(フォルティス渋谷/
J-GIRLSバンタム級2位)
※陣内がトーナメント勝ち上がり

▼第6試合 J-GIRLSバンタム級次期王者挑戦者決定トーナメント 一回戦 【サバイバルマッチ1】

× 谷村郁江
[Tanimura Ikue]
(リアルディール/
J-GIRLSバンタム級6位)
判定0-2
29-30
29-29
29-30
大石ゆきの
[Oishi Yukino]
(OISHI GYM)
※大石がトーナメント勝ち上がり

▼第5試合 J-GIRLSバンタム級次期王者挑戦者決定トーナメント 一回戦 【サバイバルマッチ1】

× 佐竹のぞみ
[Satake Nozomi]
(鷹虎ジム/
J-GIRLSバンタム級7位)
判定0-2
29-29
28-30
28-29
魅津希
[Mizuki]
(白心会)
※魅津希がトーナメント勝ち上がり

▼第4試合 新春特別企画 アイスリボン スペシャルプロレスマッチ

藤本つかさ&みなみ飛香
[Fujimoto Tsukasa
& Minami Hikaru]
12'28"
ブロック
バスター
ホールド
みなみ
飛香
さくらえみ&りほ
[Sakura Emi& Riho]
×
(レフェリー)志田光

▼第3試合 新春特別企画 スペシャルエキシビションマッチ  2分2R

  日下部奈々
[Kusakabe Nana]
(OISHI GYM/
J-GIRLS U-15
ミニフライ級1位)
- 紅絹
[Momi]
(フォルティス渋谷/
J-GIRLSミニフライ級1位)
 
※エキシビションのため勝敗なし

▼第2試合 フライ級(50.80kg以下)契約 【サバイバルマッチ1】

× 三堀美弥子
[Mitsuhori Miyako]
(Y'ZD GYM)
※デビュー戦
判定0-2
29-30
29-29
28-30
小田巻洋子
[Odamaki Yoko]
(レグルス池袋)
※デビュー戦


▼第1試合 アマチュアBリーグ -50kg級  1分2R

網野弥生
[Amino Yayoi]
(大誠塾)
判定2-0
19-19
20-19
20-19
立川友見
[Tachikawa Yumi]

(レグルス池袋)
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