J-GIRLS女子キックボクシング2015年以前の大会結果

★試合結果

7.8『J-GIRLS 2012 〜Platinum's In The Ring 3rd〜』
大会結果詳細

いよいよ夏本番! 2012年J-GIRLS第4弾は、フェザー級の頂をかけた王座統一戦を始め、デビュー10周年を迎えたグレイシャア亜紀の復帰戦など、新旧合わせて総勢7名の王者がズラリ顔を並べるプレミアムチャンピオンシップ。
今後の勢力図を占う注目のカードが出揃った。白熱の戦いの連続に、いつ もながら満員御礼の会場は熱気と興奮に包まれた。

まずはメインイベントの大石綾乃(OISHI GYM/J-GIRLSフェザー級王者、WBCムエタイ日本女子同級王者)と、超弁慶(ガムランナック/J-GIRLSフェザー級暫定王者)によるフェザー級王座統一戦。
火を吹くようなローと鋭く伸びる前蹴り、自在な足技で序盤から圧力をかける大石。左ミドルを軸に、ショートパンチの連打とローを織り交ぜて素早く立ち回る弁 慶。前に出ようとする弁慶を大石が前蹴りで突き放し、大石は次第に攻撃力を増す。踏み込んでのボディブローとムチのようにしなるローを叩き込みペースを掌握、一方の弁慶は大石の蹴り足を掴んで右フックをあてる。
後半、接近するたびにクリンチが続き、両者に対してイエローカードが提示されたが、大石の勢いは 衰えず、ローとボディブローで攻勢をかける。持ち直した弁慶もローと左右フックで対抗するが、判定3-0のフルマークで大石が勝利を収めた。

「自分の怪我のせいで先伸ばしになっていたので、いい試合をしたかった。自分は器用なことができないので、前に出ることだけを考えていました。ベルトを守ってこそ本当のチャンピオンです」
再びベルトを巻きつけて満面の笑みを浮かべると、試合の行方を見守った実妹・ゆきのへエールを送る。「ゆきのも、もっと気合いを入れて頑張れ!」
9月にタイトルマッチを控える妹への叱咤激励。“名古屋の最強ファミリー”による格闘界制覇へ向け、まずは綾乃がタイトル防衛を果たした。

 

 





 

 

 


セミファイナルは、難波久美(MA・契明ジム/J-GIRLSバンタム級4位、日本チャクリキ協会バンタム級女子王者)と、グレイシャア亜紀(フォルティ ス渋谷/WMCインターコンチネンタル女子スーパーフライ級王者、J-GIRLSフライ級1位、J-GIRLS World Queen Tournament 2008 準優勝)による一戦。

ボディを狙った低めのパンチとミドルで積極果敢に前へ出る難波、一方のグレイシャアは鋭い ヒザと前蹴りで応戦。復帰初戦とあって、難波の攻撃を落ち着いて捌く姿にベテランらしいテクニックと慎重さが見てとれる。執拗に接近する難波に対し、グレ イシャアは前蹴りで距離を取りながらヒザ、ボディを狙ったフックの集中打を浴びせる。ホールディングを多用する難波にはイエローカードが提示される。主導権を握ったグレイシャアはボディブローとヒザ蹴りで徹底的にボディを攻撃。難波もボディの連打で対抗するが、完全にグレイシャアのペースに。最後の力を振 り絞って立ち向かってくる難波に対し、離れれば右ストレート、さらにはハイキックを放ち、デビュー10周年目の初戦を鮮やかな勝利で飾った。

「周りの仲間がどんどん勝っていく姿を見て、取り残された時期を味わった。でも自分はやっぱりキックボクシングが好き。ベルトを失ったことでやるべきことが見えた。世話になった人に教わりながら続けてきたことが形になって嬉しい」
悩み続けた半年を振り返って涙が溢れる。“自分は終わりなのか?”自問自答を繰り返す日々の中で導き出した答え。ブランクを経て復活を遂げた、“新生・グレイシャア亜紀”新たなるストーリーの幕開けだ。
「女子の選手がこういう場で試合をすることができるのも、皆さんのおかげです」歓喜の声援が続く中、女子格 闘界の先駆者らしい言葉で締め括った。パイオニアの神話はまだまだ続いてゆく。

 






その他、無敗を誇るライト級王者の村上リエ(DRAGON GYM)と若干14歳のアマチュアファイター・村山直(Team DATE)、アトム級1位の美保(KFG)とジュニア時代からの注目株・聖☆羅(クロスポイント大泉)によるスペシャルエキシビションマッチ二試合も行わ れた。共に成長著しい新鋭とベテランによる、本番さながらの白熱したファイトに、会場は大きな盛り上がりを見せた。


また、現フライ級王者の☆MIKA☆(MA・ワイルドシーサー群馬)がベルトを返上。結婚&出産のための長期休養宣言であることが明かされた。
「キックボクシングを続けていきたかったけど、できない身体になってしまいました。トーナメントを戦ってきた選手やファンの皆さんには申し訳ない気持ちでいっぱいです」
グレイシャア亜紀からベルトを奪い取って半年、まさかの王座返上に大会前から驚きの声が寄せられていたが、その理由が明かされると会場内は祝福の声援とあたたかい拍手に包まれた。
また、これにより8月26日(日)J-KICK後楽園ホールで行われることとなった「フライ級王座決定戦」に出場するトモコ SP(WSRフェアテックス)とサンチェス弥生(Madness Cherry)がリングに登場。控えめながらも、両者共にベルト獲りにかける意気込みを表明した。




 

次回J-GIRLSは9月16日(日)。各階級トーナメントも益々激化すること必至の“J-GIRLS秋の陣”に乞うご期待!

(文/Ryuta Esaki)


≪全試合結果≫

■J-NETWORK
『J-GIRLS 2012 〜Platinum's In The Ring 3rd〜』
2012年7月8日(日)東京・新宿FACE
開場:17:00 試合開始17:30

(左:赤コーナー/右:青コーナー)

▼メインイベント J-GIRLSフェザー級王座統一戦  2分5R(延長1R)

大石綾乃
[Ayano Oishi]
(OISHI GYM/
J-GIRLSフェザー級王者、
WBCムエタイ日本女子同級王者)
判定3-0
49-48
50-48
50-48
超弁慶
[Cyo Benkei]
(ガムランナック/
J-GIRLSフェザー級
暫定王者)
×
※大石がJ-GIRLSフェザー級王座防衛

▼セミファイナル 52.5kg契約  サバイバルマッチ1

× 難波久美
[Kumi Namba]
(MA・契明ジム/
J-GIRLSバンタム級4位、
日本チャクリキ協会バンタム級女子王者)
※くみこぱとらより改名
判定0-3
27-30
26-30
27-30
グレイシャア亜紀
[Gracyer Aki]
(フォルティス渋谷/
WMCインターコンチネンタル女子
スーパーフライ級王者、
J-GIRLSフライ級1位、
J-GIRLS World QueenTournament
2008 準優勝)

▼第9試合 スペシャルエキシビションマッチ2  2分2R

- 村上リエ
[Rie Murakami]
(DRAGON GYM/
J-GIRLS
ライト級王者、
WPMO女子
世界ライト級王者、
OneSongchai World Title
63kg王者)
  村山直
[Nao Murayama]
(Team DATE)
-
※エキシビションのため勝敗なし

▼第8試合 スペシャルエキシビションマッチ1  2分2R

- 美保
[Miho]
(KFG/
J-GIRLSアトム級1位)
  聖☆羅
[Seira]
(クロスポイント大泉/
J-GIRLS 2010年
U-15ミニフライ級王者、
M-1ジュニア女子
40&50kg級王者)
-
※エキシビションのため勝敗なし

▼第7試合 54kg契約  サバイバルマッチ1

水野志保
[Shiho Mizuno]
(名古屋JKF/
J-GIRLSバンタム級3位)
判定0-1
29-29
29-29
29-30
EX2-0
10-9
10-9
9-10
谷村郁江
[Ikue Tanimura]
(リアルディール/
J-GIRLSバンタム級6位)
×

▼第6試合 55kg契約  サバイバルマッチ1

× 松川敬子
[Keiko Matsukawa]
(村澤道場)
判定0-3
28-30
28-30
28-29
陣内まどか
[Madoka Jinnai]
(フォルティス渋谷/
J-GIRLSバンタム級5位)

▼第5試合 53kg契約  サバイバルマッチ1

× HARUMI
[Harumi]
(BLUE DOG GYM)
判定0-3
28-30
28-30
28-29
ベティコ
[Bethiko]
(和術慧舟會東京道場)

▼第4試合 52kg契約  2分3R

× maro
[Maro]
(クロスポイント吉祥寺)
判定0-3
28-29
28-30
28-29
西谷羽沙羅
[Basara nishiya]
(ウルフキックボクシングジム)
※計量オーバーによりmaro減点1スタート

▼第3試合 PRE J-GIRLS Aリーグ 53kg契約 1分30秒2R

× 太田ゆみ
[Yumi Oota]
(命武會)
判定0-3
18-20
18-20
19-20
高橋佑果
[Yuka Takahashi]
(WSRフェアテックス)

▼第2試合 PRE J-GIRLS Bリーグ -54kg級 1分2R

中三川亜由美
[Ayumi Nakamigawa]
(GTジム)
判定3-0
20-19
20-19
20-19
桐原季子
[Tokiko Kirihara]
(NATURAL9)
×

▼第1試合 PRE J-GIRLS Bリーグ -51kg級 1分2R

室永真央
[Mao Muronaga]
(晴山塾))
判定0-1
19-19
19-19
19-20
田中麻美
[Asami Tanaka]
(WSRフェアテックス)




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